ヘアケア

ブラッシングについて

ブラッシングは頭皮に適度な刺激を与え、頭皮から分泌される脂分を毛先まで運びます。
それによって毛はつややかに保たれるのです。


ブラシの素材は、天然のものが良いのですが、使い始めは頭皮に刺激を強く感じてしまい、ブラシが馴染むまでに、時間がかかってしまうので、ブラッシングをして心地よく感じるブラシで、ブラッシングの習慣を身に付けてください。


特にロングヘアーの人は、毛先まで油分が届きにくいので、まめにブラッシングを。枝毛や切れ毛のある場合には、毛先から髪を少しすつ取り分けて上(根元)から毛先に向かってゆっくりブラッシングをしましょう。その際に毛先にヘアークリーム等の油分をつけてあげると枝毛、切れ毛の防止になります。

ブラシの使い方

髪を傷めないために、気をつけたいのはブラシの使い方。


毛先だけにブラシをあてて、ドライヤーの熱を加えるという手法は間違いです。ドライヤーの熱で髪を傷めてしまう結果になります。


正しくは髪の根元からブラシに取り形をつけたいポイントのところでブラシに髪を巻きつけます。そのときに、ややブラシに力をこめて、ドライヤーの熱をあてるのがコツです。


もしもブラシを使うのが難しければ、半渇きの状態の髪をカーラーやピンでセットするのも一考です。

 

 

ドライヤーの使い方

使い勝手の良さから、ブラシがついたタイプを使う人も多いようですが、毛先に多くの負担をかけてしまいますので、乾かしすぎないように注意してください。

 

基本的に、風量が強く、高熱をあてずに乾燥できるものを選んでください。
出来ることならサロン仕様のものがおすすめです。重くて扱いにくいので、耐久性は劣りますが、家庭用ドライヤ-で十分です。

ドライヤーを使用する際、大切なのは、乾燥を8割に止めておくこと。髪を完全に乾かしてしまうと、水分が失われて、パサつきの原因になります。8割をドライヤー乾燥、2割を自然乾燥にしましょう。髪の根元の近くはしっかり乾かしましょう。

ドライヤーは髪から最低でも10センチ以上離し、同時に一ケ所に長く熱風を当てすぎないこと。上下、左右を繰り返し、髪の間に風を通すと早く乾きます。また、髪全体が濡れているときはまずはしっかりとタオルドライをして下さい。