当サロンでは、インドのラジャスタン州ソジャットのヘナ畑でとれたヘナを、KEO社で手選別による不純物の取り除いた「HQヘナ」を使用しています。
ヘナは、年に二回、3~4月、9~10月に刈り取られる二期作です。半年で70~90cmに育ち刈り取りを繰り返します。
ここで刈り取られたヘナはこの場で乾燥した後、ヘナマーケットに隣接する工場へと運ばれます。通常のヘナは、砂を取り除いた後、グレインダー(製粉機械)で、その場で粉末に加工されます。
ノーマルヘナの場合、不純物が15~20%含まれていることが15年ほど前に分かっていました。KEO社では独自にグラインダーを導入し、手選別による不純物の選別を開始、HQヘナが誕生しました。
他社がグラインダーを導入出来ない理由は、コストの問題に加え、製品がノーマルヘナの場合10トン出来上がっても、手選別により2トンは廃棄されHQヘナは8トンとなります。インドでは、そこまでの先行投資と品質を求めないのが現状なのです。
手選別ヘナは私たち日本人ならではのニーズと発想で実現できたのです。
また、大切なことは「天然100%高品質にこだわる」ことであって「濃く染まるが目的ではない」ということです。「濃く染める」ことのみを第一に考えてインドのヘナ工場に要求すれば、微量であってもケミカルが入ることでしょう。
天然100%ヘナ&ハーブカラーの安定供給は信頼で結ばれています。